観念要素の更改法ー暗示

観念要素の更改法

寝際直前のわずかな時間を利用して、
日常生活で起こるさまざまな
問題が解消していきます。

・家庭や職場での人間関係の改善。
・性格の改造や明るい人生の建設。
・寝つきが早く、睡眠の質の向上。
・毎日の体調がよくなる。
・些細なつまらないことでクヨクヨしなくなる。
・何事にも前向きなやる気がでてくる。
・自分の心を思いどおりにコントロール
 することができるようになる。

心の大掃除

私たちの心に持つ暗示感受習性を利用すれば、

潜在意識の大掃除ができ、枕に頭をつけて、

何か考えようと思っているうちに

眠りにつけるようになります。

イッキュウ
イッキュウ

私イッキュウも、明るいこと、

楽しいことを考えているうちに、

いつの間にか眠りについています!

寝際の人間の気持ちは、

いわゆる実在意識は批判を乗り越えて、

そのときにちょっと思ったこと、

考えたことは、それを否定する間もなく肯定する間もなく、

たとえて言えば電流の通じるように素早く、

潜在意識に同化力をはたらかせてしまいます。

それは、睡眠の直前でなければなりません。

実在意識で思ったことや考えたことは、

直ちに潜在意識に入ります。

それを知らないとはいいながら、長年の間、

寝がけというと、余計に神経過敏にして、

くだらないことを考えて、潜在意識に弱々しい

観念を送り込んできた結果、心がどんどん弱くなって、

消極的になっている人がほとんどです。

だから、今夜からその反対をやってみましょう。

観念の世界は自由です。

楽しいこと、面白いこと、嬉しいこと、

自然と微笑まずにはいられないようなことを

考えればいいんです。

イッキュウ
イッキュウ

コツは、消極的なことが心のなかに浮かんできても、

それに関わり合いをつけないようにすることです。

相手にしないことです!

そういう心がけを実行に移せると、案外寝つきが早くなります。

何か考えようと思っているうちに寝てしまう。

ひょいと目が覚めたら朝だ、これが理想です。

寝際だけは心に一切の重荷を負わせない

というこの気持ちこそ、観念要素の更改の秘訣であります。

何が心の表面に飛び上がってこようと、

それに関わり合いをつけない。関わり合いをつけない

という努力を習慣づけてしまうと、

もう月、半年経つというと、

どんな大きな事件が起きても、

心がこれを相手にしなくなるのです。

イッキュウ
イッキュウ

寝床に入ったら、

ただ寝ることだけが目的です!

暗示とそのはたらき

潜在意識の中に、消極的素材をとり込んで

しまっている人の数は多いです。

自分をダメにし、自分の人生を台無しにしようとして、

悪い素材を意識的にとり入れたわけでもないです。

いつの間にか、入ってきたのです。

この、いつの間にかが重大です。

知らないうちに、いつの間にか感染し、

悪病に苦しめられるようなものです。

潜在意識のなかに、いつの間にか侵入して、

その人の人生をダメにしてしまう、

病原菌のような元凶は一体、何か。

それに気づく人は少ない。

それは「暗示」です。

「暗示」とは何か。

人の心に、ある観念を生じさせ、植えつけることです。

人間が刺激を無批判にうけ入れて同化され、

その刺激に応ずるような観念を成立させたり、

行動させたりする現象をいいます。

理性の批判を受けないで、そのまま受け入れるところに、

暗示の特徴があります。

心身統一法では、より良い人間形成や価値高い

人生に活きるという立場から、暗示を広く解釈して、

「私たちの心に強く印象づけられて、私たちの心のはたらき

(知覚、理解、欲求、感情、思考、意思、言葉、行動など)

に大きな影響を与える現象を暗示という」ということにしています。

簡単にいってしまえば、心に影響を与えて、

心をそのように仕向けることになります。

暗示の素材

(1)視覚暗示

文学、絵画

・新聞・・・雑誌、記事を読み、いろいろ影響を受ける。

・広告・・・買う、行く、食べるという行動のきっかけとなる。

・書籍・・・読む人の心の糧となり、知識や思想の素材となる。

・絵画・・・見る人の心に、深い印象を与え心に潤いをもたらす。

行動、映像

・動作・・・一人が、トイレに行くと、つられて二、三人が行く。

・態度・・・相手が腕を組むと、こちらもつられて腕を組む。

・表情・・・一人が泣くと、伝染するように他も泣く。

・映像・・・テレビの映像による影響。

(2)聴覚暗示

言葉

・会話、講演・・・耳にした言葉が、人の心を動かす。

・テレビ、ラジオ・・・ニュース、ドラマ、CMの言葉は

           心に侵入する。

音楽

・演奏・・・優れた演奏は人々の心を揺さぶる。

・歌謡・・・共感して、思わずジーンとする。

(3)視聴総合暗示

・映画、演劇・・・演技、音楽、舞台効果などの刺激は、

         人々を感動に巻きこむ。

・自然現象・・・春、夏、秋、冬と移りゆく季節や、

        海や山の風景のなかで、人間の心は深い情趣を味わう。

・社会現象・・・時代の風潮、世相というものは、

        人の心を大きく変えるものである。

こうしてみると、私たちをめぐる一切のものはみな

暗示の素材ということになります。

私たちの周辺には、

暗示がひしめいていることに気づかねばなりません。

暗示感受習性

私たちをめぐる暗示は、顕著で有力な刺激です。

暗示は人間および人生に大きな影響力をもちますから、

天風さんは暗示感受習性を重視されています。

私たちは、暗示に感化され、同化するはたらきをもつのです。

私たちは、幼児の頃から親や家族の発音に感化され、

同化されて言葉を覚えました。

また集団の態度や動作を真似しながら、

生活行動やマナーを身につけるのです。

学校教育も社会教育も、よりよい感化を求め、

自らの理想像を模倣しながら、成長してきたのです。

これほど大切な暗示感受習性ですが、

心の弱い人は消極的な暗示には親しみを感じ、

すぐ感化され、受け入れてしまいます。

病気の人に「病を気にするな。気にしない方が早くよくなる」

といっても、受けつけません。

「自分の体が悪いのだ。心配するななど、

他人事のようなことがいえるか」と反発します。

あの人は自分と同じ病気であったが、余病がでて死んだ。

死ぬときの状況はこれこれだと、こんな話には耳を傾け、

感化され、自分もそうなったらどうしようと心配し、

悲観する。暗示感受習性を悪用しているわけです。

人間が不幸になるために、

暗示感受習性が備わっているのではありません。

人間形成や人生生活を、強く、明るく、

豊かにする素材を掴みとる窓口として、

この暗示感受習性を使いこなせばよいことになります。

結局は、感応性能を積極化して、

心を強く明るくする方法を

実践しなければならないことになります。

暗示のはたらき

暗示は思考を変える

私は以前、太めのパンツを穿いていました。

でも最近は細身のシルエットが主流です。

細身のパンツを穿いている人を見るうちに、

感化され、私のパンツも細身になりました。

これまで穿いていたパンツはもう穿けなくなります。

暗示は人の考えを変えるものです。

暗示は人を駆り立てる

街中で事件事故に遭遇すると、道行く人々は、

次々に群集心理がはたらきます。

人々は行動暗示にかかるのです。

暗示は人をして、そうせざるを得ないように

駆り立てる力をもちます。

暗示は批判力を鈍らせる

若い女性の間で、ブーツが流行すると、

自分の年齢、スタイルもかえりみず、

得々と歩いている女性がいます。

周囲と同じ形をとることに、

仲間意識と安堵感が湧くのです。

自分の年齢、スタイルがどうかなどの

批判力は失われ、ただブーツを履くことに

やたらと駆り立てられてしまっているのです。

暗示は理性の力を弱め、批判力を鈍らせてしまうのです。

このように暗示というものは、

私たちの心なかに侵入し、

その人の感覚や思考までも、

いつの間にか変えてしまう力をもちます。

暗示はまことに曲者くせものです。

うまく使えばよい効果を上げますが、

悪く使えば、悪い暗示のとりこ●●●になります。

その人の人生を台無しにし、

その人を破滅に追い込むことになります。

暗示は、その人をそそのかし、駆り立て、

仕向け、そうさせる力をもつのです。

よくも悪くも暗示は、はたらきます。

私たちはこの力をもつ暗示を

人生に活用しなくてはならないのです。

暗示効果の条件

外界に暗示があり、人間に暗示感受習性があるのですから、

暗示はいつでも、どこでも同じように

成立するものと思われますが、そうではありません。

受けとる側の私たちの意識の状態によって、

暗示の成立の度合いは違うのです。

これを知っておかないと、暗示効果を充分に

上げることはできません。

覚醒時暗示

目覚めている時に行われる暗示です。
昼間私たちは、仕事をし勉強し、スポーツもします。
私たちの意識活動は活発に動きます。

そんなときに他から暗示をかけても、
注意は他に向けられていますから、
なかなか暗示には応じてくれません。

ですが昼間でもその人が暗示に
注意してくれるならば、暗示は入りやすいです。

また昼間は実在意識が表面で活動していますから、
暗示をかけても実在意識が反発したり、
拒否したりしますから、覚醒時には他からの
暗示は成立しにくいです。

覚醒時でも注意が集中すれば、
充分な効果を上げることは可能です。

睡眠時暗示

睡眠している間に行われる暗示です。
睡眠中は実在意識のはたらきは休んでいますから、
反発もなければ拒否もありません。
潜在意識へそのまま印象づけられますから、
暗示効果はいちばんよろしいことになります。

ですが自分が眠っているのですから、
自分で自分に暗示をかける自己暗示はできません。
他の人や録音テープなどにやってもらうことになります。
睡眠中の暗示は、潜在意識に直接印象づけられますから、
暗示効果はいちばん大きいです。

催眠時暗示

催眠時に行われる暗示です。
全く覚めてもいないが、
また眠ってもいないという半意識状態が、
催眠状態です。

催眠法は、主として言葉を使い、
相手を催眠状態に導き、暗示を与えていくものです。
私たちは、一日のうちで自然に催眠状態になることが、
二度あります。
一つは、夜、眠りに入る前であり、
一つは、朝、眠りから目覚めたときです。

寝がけの時の心理状態

昼間私たちは、見る、聞く、考える、
判断する、決意する、言葉を使う、行動するなど、
実在意識を活発にさせて生活しています。

だが、夜も次第にふけ、周囲も静かになり、
心を乱す生活音などの外的刺激も少なくなります。
ですから、感覚を鋭く使うこともなく、
感情も平静となり、考えることもしなくなります。

一方、一日の快い疲労感が体全体にひろがり、
あくびが出て、とろりとした眠気がさしてきます。
寝がけのときは、大脳のはたらきが静止され
眠気を催してきます。催眠状態です。

このときは、実在意識のはたらきが後退していくときですから、
抵抗や拒否は少ないです。
潜在意識への印象づけは、効果的になります。

まったく眠っているのではありませんから、
自分で自分に暗示すること(自己暗示)は可能になります。
寝がけのときは、自己改造や人間形成の方法を施すには、
もっともよい機会チャンスです。

目覚めの時の心理状態

目覚めた直後は、しばしばボーッとしていて
半意識状態の状態です。眠気は残り、
完全に覚めてはいません。このときも、
催眠に似た状態です。

実在意識はいまだ活発な活動は
していませんから、暗示は潜在意識に
よく印象づけられることになります。
眠気は残っているが、自己暗示は可能です。

朝の気持ちは、その人の一日の気分を決めます。
ひいては、その人の人生を大きく左右することになります。
朝の目覚めも大切なひとときです。

被暗示性の昂進こうしん

寝がけのときと目覚めのときは、
実在意識のはたらきが後退していますから、
暗示は潜在意識へと効果的に印象づけられるのです。
これを被暗示性の昂進こうしんといいます。

イッキュウ
イッキュウ

昂進とは、増して、進むこと。

気持ちなどが、高ぶり進むこと。

という意味です!

この他に被暗示性が高まる場合がいくつかあります。
病気や不運で悩んでいるときは、
暗示にかかりやすいです。
地位や名声のある人の言葉は、
すぐに受け入れてしまいます。
また災害のときには、人心は動揺し、
おびえていますから、ひどく暗示に
かかりやすくなります。

私たちが行おうとしている暗示法は、
寝がけ目覚めという、
被暗示性の昂進こうしんしたときをめざして行えば、
効果は大いに上がることになります。

まとめ

●私たちの心に持つ暗示感受習性を利用すれば
 潜在意識の大掃除ができ、思い方、考え方の
 思考を積極的にすることができ、
 また運命を拓くこともできる。

●寝際の睡眠直前のちょっとした時間を
 使うだけで、目的が達成される。
 それは、楽しいこと、面白いこと、
 嬉しいこと、自然と微笑まずには
 いられないようなことを考えるだけでいい。

●寝つきが早くなり、睡眠の質も上がり、
 翌朝パッと目覚めることができるようになる。

●積極的な暗示を取り込んで、
 人間形成や価値高い人生を送れるようにする。
 暗示は心に影響を与えて
 心をそのように仕向けることになる

●私たちの周辺には、消極的な暗示が
 ひしめいていることに気づくこと。

●人間形成や人生生活を、
 強く、明るく、豊かにするために、
 暗示感受習性を使いこなせばいい。

●暗示感受習性を利用して、
 積極的な性格の改造ができる。

●暗示の効果を大いに上げる条件は二つ。
 寝がけと、目覚めのとき。

イッキュウ
イッキュウ

今日も一日、明るく朗らかに、活き活きと愉快に、

元気いっぱいで行きましょう!!

心身統一法のステップ!

STEP1 観念要素の更改法

    一、自己暗示法

    (一)連想暗示法

    (二)命令暗示法

    (三)断定暗示法

    二、他面暗示法

STEP2 積極観念の養成法

    一、暗示の分析

    二、内省検討

    三、苦労厳禁

    四、言行の積極化

    五、対人態度の積極化

    六、正義の実行

STEP3 神経反射の調節法

STEP4 精神使用法

STEP5 精神安定法

イッキュウ
イッキュウ

今日も一日、明るく朗らかに、

活き活きと愉快に、

元気いっぱいで行きましょう!

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